武蔵武士・武蔵七党

笠野

中世、武蔵国に本拠をおいた武士団のことを「武蔵武士」と言います。
(ただ、この言い方が広まったのは明治以降だそう)
その中でも、中小規模の血縁で結ばれた同族的武士団として
各地に割拠していたのが「武蔵七党(むさししちとう)」です。

『武蔵七党系図』によると、横山、猪俣、野与、村山、西、児玉、丹を七党としますが
他に綴(つづき)、私市(きさい)を入れる説もあり、はっきりしていません。
(七をたくさんの意味とする説もあり)


『風の梯』の舞台・笠野のモデル地は、狭山丘陵。
中世のこの地域は、村山党の本拠地でした。

村山党には、村山、荒幡、大井、金子、久米、須黒、仙波、難波田、宮寺、山口の各氏がおり、
その地名は現在もだいたい残っています。
宅地化した風景に負けず、思いっきり想像の翼を働かせ、古をしのびたい。。。


◆武蔵武士に関する参考文献◆
『武蔵武士 ーそのロマンと栄光ー』福島正義著(さきたま出版会)
『郷土の英雄 武蔵武士』成迫政則著(まつやま書房)
『武蔵武士団』関幸彦編(吉川弘文館)
『特別展 誕生 武蔵武士』(埼玉県立歴史と民族の博物館図録)
『企画展 武蔵武士とその本拠』(埼玉県立嵐山史跡の博物館図録)
ほか



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